5.1 災害時“障害者の居場所がない”ー 戦争国・独裁国で生じている現実と同根

実例①>不安で大声をだす・断水で使用禁止のトイレを使用等・・・、能登半島地震で障害者をケア(寝泊り・食事・風呂・着替え洗濯・救出誘導移動等)する避難所がない。自宅倒壊で当事者家族が車中泊。グループホーム・福祉施設も倒壊。家族・職員も避難場所が必要。東日本大震災の時にはきょうだいが「障害者を消さない」とツイッターしている。参考文献23,24)2024年2月12日、26日朝日新聞朝刊共に(月)


<緊急課題>各都市・町・村で人口の約7%の障害者が暮らしていることが厚労省・国勢調査からわかっている。このデータ等を基に、一般の避難所でも事前に障害者用のスペースを確保しておく・グループホームや福祉施設同志あらかじめ受け入れ先を決めておく・緊急時のケアラー登録制等と専門家は指摘しているが、公の担当部署が明示されていず量質とも圧倒的に不充分である。非常時でも障害者や高齢者が安心して暮らしていけることが その国の真の豊かさをあらわすバロメーターである