障害福祉職員の報酬(月平均29.8万円)は全産業月平均の6万円以下 参考文献19)
厚労省は2024年から3年間で障害福祉職員報酬全体を1.12%上げると決定。重度障害者や高齢者等が増え施設や病院からグループホーム等への地域移行が遅れているため。即ち介護報酬改定として全体を一本化し各種福祉サービス内容に応じて報酬加算重み率を変え拡充したとしている。しかし一方で、訪問介護の基本報酬は下がる。また地域移行意向確認担当者が施設で未整備の場合2026年から一人一日50円を減算すると決定。結局、地域移行のためにグループホーム等の量・質を大幅に改善するための予算配分・税制措置を強化することになっていず、本末転倒である。
<実例・現場の声:参考文献20)>老人ホーム施設長から ー 全産業月平均報酬より約7万円低いので介護スタッフが集まらない。物価高を受けて大幅な賃上げする大企業も多く、深刻な人手不足を解消するためにも2~3万円は上げてほしいと、議員に訴えている。
国民のために働くと明言してきた裏金議員は言行一致を!