10.3 支援学校卒業18歳後 社会福祉事業所か就労の道しかなく 

支援学校卒業18歳後 社会福祉事業所か就労の道しかなく さらなる発達を育み学び合える場がないと-元支援学校長が、新たなパスとして国・数・音楽を学び友人と刺激しえるエルズカレッジをつくった。その意義は私達の「ひろば光青年学級」(7.1節参照)とも重なる。              参考文献22)朝日新聞2024年2月28日(水)朝刊

実例①>モチベーションを高め自分で獲得していく体験が大事
言葉を話せないダウン症青年がカレッジ通学定期券を落とし、身振りぶりで状況を駅員に説明できた。伝えたいという強い思いが可能にした。  
実例①‘>私達の「ひろば光青年学級」メンバーAが自身の強い意思で通信高校6年間で卒業そして通信大学入学した。祖父母の持続的な支えもあって。

実例②>学ぶことで行動が変化する
自分達で計画を立てた校外学習や修学旅行は生徒の表情を活き活きとさせる。  実例②‘>私達の「ひろば光青年学級」メンバーが、京都の歴史を自分の住まいと重ねて学習・英語カルタをとうして英語を学ぶ・一人住まいのために料理つくり実習積み重ねるを、みんなできめて実行するようになった。自発的になり月2回楽しくて待ちどうしくなった。

実例③>社会にでたあと豊かに生きていくための力となる生徒間や職員とのコミニケーションの場を経験できる。集団生活(グループ活動や生徒会)での協調性や課題解決やリーダーシップを身につけることができる。友達つくりは 組織の中で必要となる 
実例③‘>私達の「ひろば光青年学級」メンバーのAは提案するのは得意だが他に受け入れられないこと何度も経験することをとうして他メンバーに了解を得られるよう工夫するよう発言・行動が変わってきた。今までリーダーをしたこのないBが学級のリーダーをすることになってから、多くの人が参加する発表会で学級の始めの挨拶をするようになった。また月2回の青年学級の出欠確認を前もって率先して行動するようになった。

実例④>メンバー間で刺激が生まれ、各自で自分もやってみたいことがあると自分の思いを実行していく力ができ自信がつく  
実例④‘>私達の「ひろば光青年学級」メンバーCが運転免許所を取得した。するとBもお金をためて自動車学校に通い何度も失敗したのち取ることができた。みんなの応援もあって。メンバーDば自転車に乗るようになりたいと言い母に手伝ってもらってを乗ることができ、自転車に乗って祖父母に会いに行くことができた。メンバーEは小さい時から保育士になりたいと思っていたことを初めてみんなの前で言い、ボランティア活動を始めた。保育園には最初他のメンバーがつきあった。メンバー間でのline活動も自主的に行われるようになっている。

<結論> 生涯いくつになっても相談でき、助け合える友人ができる交流の場が必要である。そのような場をとうして、自分でできることが増え自立につながり安心感と自信が生まれていく。このような途切れのない場があれば、4.3節のような悲しい事件もなくなる