(1)地域安心居住場の拠点としてのグループホームでのクオリティリライフの改善を
〇GHでの(職員によるのではなく)個人単位の外部からのホームヘルパー・重度訪問介護・居宅介護・医療訪問ケア
〇加齢による介護支援・強度行動障害支援等日々の生活のスケジュールや体調&障害の状態が日々変化する支援量に柔軟対応する本人主体福祉サービスの徹底した拡充4)
〇2018年のGH入居者の障害の違いのアンケート結果は 知的障害者が最も多く73.5%でついで精神障害者である4)。そして今後もGHを希望する人は知的障害者が最も多い。
〇GHでの知的障害者の変化で最も著しいのは高齢化次いで重度かである4)。重度訪問介護でも同様な傾向である。訪問サービス利用内容では 訪問看護、訪問診療、訪問リハビリの順で多い。
〇重度訪問介護・身体介護の利用では、「自分が希望する生活のスケジュール」や「一人でも多くの支援者と関わりたい」の要望が実現できなかったという当事者が増えている4)。
〇健康維持・精神面の安定・金銭トラブル回避・病気・行動情緒障害対応等は利用時間や期限内に終わらないので可変性・継続性・柔軟性を持たせ区分に捉われないサービス制度が必要
<壁>重度訪問介護を利用したことによりGHの介護費用が区分6でも半額以下に減額され報酬が減るー重度の知的障害者の重度加算が併用できない・知的障害者のホームヘルパはー日3時間、それ以上に人的支援が必要にもかかわらず4)
<壁>GHの退去理由は 区分5・6と障害が重いほど“加齢に伴う身体機能の低下”や“障害の重度化”が増えているー高齢者+重度者の居住場がない4)